私がブラック企業で働いていたときの体験談について紹介します。
働いていたときの年齢は25才、勤続年数は3年、今は退職しています。
仕事は飲食店のスタッフとして正社員で働いていました。
良かったことは、人に接する仕事が好きなので仕事自体は楽しかったです。
つらかったのはパートのおばさんのパワハラと男性社員のセクハラがひどかったです。
では、細かく紹介したいと思います。
●ブラック企業だと思った理由
ブラック企業だと思ったのは働いている人たちとの労働環境でした。
まず、50代のパートのおばさんがいるのですが、その人たちが本当にひどく、聞こえるようにわざと悪口を言ったり、些細なミスをいつまでもぐちぐちと言ったりして本当に性格が悪かったです。
私は正社員なので、まだ当たりは軽かったのですが、アルバイトの子に対して本当にひどいことを言っていました。
アルバイトの子たちは新しく入ってもすぐに辞めてしまう状態だったので常に人が足りてない環境でした。
そのパートのおばさんたちを注意する人は誰もおらず、店長ですらも見て見ぬふりでした。
また、その店長も私に対して「彼氏いるの?いつまでいたの?」とか「スタイルいいよね。胸大きいよね」とかセクハラまがいの言葉をなげつけてきました。
すごく嫌だったのですが、辞めたくなかったのでずっと我慢していました。
また、私が仕事で足を怪我してしまったので数日休ませてほしいと言ったら「人手不足だから無理だよ」といってケガをしているのに休ませてくれませんでした。
痛い足を引きずりながら仕事に出て余計ひどくなって結局歩けなくなって仕事を休みました。
頑張って仕事に行ったから足を怪我してしまったのに、「いつまで休んでいるの?これだからサボり癖がある若い子は嫌なんだわ」とパートのおばさんに嫌味を言われる始末でした。
その経験から「こんな会社にいつまでもいたらだめだ」と思って退職を決意しました。
●辞めると言った時の反応
その数日後、退職願いを書き店長に渡しました。
私が退職をするという事はすぐに広まりほぼすべてのパート、アルバイト、社員に伝わりました。
パートのおばさんから「これだから若い子はこらえ性がないからダメね」とか「辞め癖がついたら大変」とか嫌なことを言われました。
店長にも「今辞められたら困る」と言われて退職を反対されました。
私は我慢がならなくなって「パートの人たちに嫌なことを言われている、それがつらいから辞める、もし辞めてほしくないならパートのおばさんに注意をしてほしい」と伝えました。
店長はようやく「分かった。少し言ってみるから」と話を聞いてくれました。
ですが、実際は何も変わらずその事を店長に言ったら「少し言ったんだけど、言い返されて何も言えなくて」と店長のくせに頼りない答えが返ってきました。
私は「じゃあ、今日いっぱいでやめさせていただきます」と言って次の日から仕事に行くのをやめました。
ですが、仕事を辞めた次の日に店長から電話が何度もかかってきて「やっぱり戻ってきてほしい」という電話がかかってきました。
「無理です」といって電話を切ったら次は留守電にまでかけてきて本当に気持ち悪かったです。
そのまま無視を続けたのですが、その後もしばらく電話が続きました。
嫌だったので電話番号を変えたらようやく終わりました。
●ブラックなところとホワイトなところ
ブラックなところは説明したとおり、パートさんのパワハラ、いじめ、店長のセクハラなどです。
また、ケガをしても休ませてくれないところなどがブラックだと思いました。
反対にホワイトなところは給料面は普通だったので収入に関しては問題ありません。
ただ、働く環境が悪すぎるので本当に精神的につらかったです。
こんな辛い思いをしてまで働くような環境ではありません。
●退職後はどうしたのか
その後転職をしたのですが、足を怪我してしまったので飲食業界はやめました。
今回の転職で少しトラウマになってしまったのでその後は事務職に転職をしました。
もともとパソコンなどの資格を持っていましたし、学校で勉強をしたので事務職に転職をしようと思い転職をしました。
資格があったので転職自体はそこまで大変ではありませんでした。
●転職をするときに思った事
私の場合は転職を前もって考えていたわけではなく、ケガのことがあったのですぐに転職をしようと決めました。
ですので、仕事をしながら転職活動をしていないため、次の仕事が決まるまで約2か月間は無職の状態になりました。
その時の生活費が必要になりました。
私の場合は一人暮らしだったので実家に頼れず、無職の分の生活費が必要になったのですが、貯金があったので助かりました。
仕事をしていたらいきなり何があるか分かりません。
特に一人暮らしの人はいきなり職を失う可能性があるので最低でも3か月は仕事をしないで生活が出来るたくわえを用意しておくことをおすすめします。