私は今、最悪の上司と働いています。
現在は学習塾の塾講師なのですが、そこで何年もその人に耐え続けています。
辞められるものなら辞めたいのですが、職場環境がかなり良いので、その上司ひとりのために膨大なリスクを負って辞めるほどの勇気がないのです。
いつも、働かなくてもいいくらいの宝くじが当たったらなと妄想しています。
最高な職場環境
私は幼いころから持病を持っており、今は時短で働いています。
家から近い職場なので体調を崩した時に帰宅しやすいことが何よりですし、外で食事をとることが難しいのですが、お昼も夕食も家で食べられるくらいの超時短勤務なのでこちらの面でも助かっています。
かなりの時短にもかかわらず、アルバイトではなく社員扱いなので厚生年金でも得をしています。
と、このように職場環境においては夏に31度の中、冬に11度の中働かされる以外はまずまず良い環境です。
最悪なセクハラ
私の上司は、私と二人きりになると「頑張ったよね」と握手を求める体で手を嫌らしく触ってくることがありました。
ある日それを拒否すると、「うぅん~~~」と体を左右に揺らし帰っていきました。
こういったセクハラもなくなったと思ったころ、上司が職場で心筋梗塞を起こして倒れました。
救急搬送するのに私も付いていき、緊急手術後に生き返りました。
コロナ禍だったため病室にひとりしか入れず、仕事の引継ぎのことで私が部屋に入りました。
その時、あろうことか生き返ったばかりの人間が私の手を触り、またセクハラをしてきたのです。
壁一枚向こうには奥さんも娘さんもその旦那さんもいるのに、です。
信じられない思いでした。
あの時、あそこで思考停止せず悲鳴を上げて部屋を出ていき洗いざらい話したら、警察沙汰や裁判沙汰になっていたのでしょうか。
奥さんと娘さんのことを考えたら何もできなかった私が甘かったと思います。
非効率すぎる仕事
今でも上司は、あまりに非効率すぎる仕事をしています。
つい最近では、私は休日に呼び出されてその日にやらなくてもいい仕事をさせられました。
毎月11日までにすればよい仕事を、なぜか私だけ月末の休みの日に出勤させてやらせるのです。
追求した時には「危機管理」と言われました。
私がいつ休むかわからないからと暗に言っているのでしょう。
そんなに休みまくっているわけではありませんが、「おなか痛くなるなよ」と言われた時はさすがに怒りで震えました。
あなたは心筋梗塞を起こすなよと言われればその通りにできるのか。
持病のことは理解してくれているはずなのですが、幼いころからの病気による拷問、誰よりも病気になりたくてなったわけじゃない私に対しての言葉としてはありえないと思いました。
他にも、未だに100人の生徒に送る封筒はすべて私に手書きで宛名を書かせて非効率すぎます。
学校ですらアプリでお知らせをするのに、封筒の中身は同じなのにもかかわらず、です。
デジタル化するのを嫌がり、アナログの面倒なことはすべて私です。
以前は生徒全員への年賀状もすべて私が書かされ、塾長からという体になっていました。
説明するとキリがありませんが、こういったもっとこうした方が良いと誰もが思うことを完全否定することだらけです。
理由には到底納得できるものなどなく、私だけでなく他の同僚も全員「こうしたらいいのにね」と言っている有様です。
それでも、提案すると頭ごなしに否定され、意見が通ることはなくただ理不尽に怒られるだけなのでもう誰も提案しようとはせずひたすら理不尽を受け入れるイエスマンに成り下がるしかなくなっています。
それでも転職先がないから我慢するしかない
私が持病を持っていなければ転職先もあると思いますが、体調のことを考えると今更フルタイム勤務は難しいなと思うと今の職場でひたすらさらに我慢を強いられるしかありません。
社員だけどより時短勤務ができる、そんな環境ってほとんどないですよね。
今のように自転車で通えるほどの家の近くで働き口が見つかるとも思えませんし、もともとそんなに働けないのに社員でなくなったら今後生きていくのがさらにきつくなります。
他の手段として、実は別の場所にある塾で働くという選択肢もないことはありませんでした。
上司に耐えかねて別の人間に伝えたところ、そういう選択肢を提案してくれたのです。
しかし、そこも来年の3月でつぶれることになり、選択肢はなくなってしまいました。
そこなら今の場所と同じく自転車で通えるので、最終手段としてはありかなと思っていたのですが今では我慢する以外の選択肢が見つかりません。
上司のモラハラやセクハラを告発して言ってもらってはいましたが、誰からの告発かわからないようにしようということで内容が具体的に伝えられず、本人も何が悪いかわかっていないので未だにその効果はありません。
本当に、今後生きていけるようなお金があったらとっとと仕事を辞めて二度と上司に会いたくありません。