私は、2度ほどコールセンターを経験したことがあるのですが、あまりコールセンターを経験されていない方だと想像がつかないともうのですが、コールセンターは意外と大変で意外とやることが多い仕事でした。
そこで今回はコールセンターの実情と将来性などを語っていきたいと思います。
1,コールセンターの仕事
コールセンターの仕事は基本的には取り扱う商品によって変わってくるのですが、私が1回目に経験した商材は子供さん向けの学習教材でした。
仕事としては学習教材を親御さんにご連絡して紹介するというような仕事ではっきり言いますと営業に近いような仕事ではあったのですが、すごく大変でした。
営業なのでいきなり電話をかけて学習教材を売り込んでいくという形になってくるのですが、アポイントをもちろんとっていないので電話に出てもらえないことがほとんどです。
それであるならばまだよいのですが、電話に出てもらえたと思っても電話口で少し怒られたり忙しいと邪険な対応をされたり、何も言わずにすぐに切ってしまう人もいました。
すごくそれが精神的にきつくてやめたいなと思う時もたくさんありました。
また、基本的には営業の電話なのですが、営業トークというものがあって基本的にはそれを見てそれ通りに進めていくという形になるので文章を考えなくてよいという点では仕事がしやすいのですが、思いがけないような質問や答えが返ってきたときにはドキッとしてしまうことが多々あったのでそこもすごく苦労しました。
また、2つ目に経験したのは電気関係の契約変更の営業の電話でした。
こちらも電気関係の契約なので面倒だと思う人が多いのかすぐに電話を切ってしまったり電話口で怒られたりということが多々ありました。
また、こちらは結構特殊で普通の商材ではなくて電気のサービスの関係なので会社の事前知識がいるような商品だったのでそれを暗記して仕事をするというのもすごく嫌でした。
たまに電気のサービスの関係で質問をされることがあるのですが、自分たちの仕事とはあまり関係のないような質問が飛んでくる場合が多くて質問された後に少し無言の時間ができてしまうということも多々ありました。
そこの対応も結構苦労しました。
以上のように基本的には電話対応が仕事のほとんどになってくるのですが、もちろん電話で聞いた内容はメモしたり、注文した商品をパソコンで打ち込んでいく作業もありました。
なので基本的には、電話対応しながら文章を画面で打ち込んでいくというのが9割近くのコールセンターでの仕事になります。
2 コールセンターの将来性
基本的にはコールセンター内で出世をしようと思ったら限られてくるのですが、svさんというコールセンターで働いているスタッフさんを管理するという仕事になってくると思います。
成績が優秀であったり人柄がよかったりするとなりやすいと思います。
また、それ以外だと基本的には厳しいのでsvさんを目指す人が多いです。
よって、将来性というものに関しましてはほかの仕事よりは厳しいと思います。
何かスキルが身につくということがなく仕事を覚えてしまえば基本的にやる仕事は電話対応になるのでどちらかというとコールセンターをしている人たちは何か夢があってお金が必要なので働いている人や主婦や就職活動のつなぎの人がほとんどの印象です。
なのでコールセンターで一生食べていくというのはできるのであれば考えないほうが良いとは思います。
3 コールセンターの待遇
コールセンターでの仕事の待遇は雇用形態によって変わってきます。
というのも、コールセンターで働いている人たちのほとんどは派遣社員の方が多く派遣会社によって待遇が違う場合がほとんどだからです。
また、そのほかにも直雇用と言って直接働いている会社で雇われている人もいてその人たちと派遣社員の方の待遇も違ってきますので一概に時給や給料は言えませんが、基本的には1200円は超えている場合が多いです。
また、派遣会社によっては交通費や有給休暇ももらえるところもあり、派遣先によって待遇は様々です。
しかしながら、基本的に時給がほかの会社のアルバイトよりも高い場合がほとんどなので給料面は潤うと思います。
また、きちんと保険に加入させてくれるところも多いです。
なので待遇は良いです。
しかしながら、安定性に欠け、すぐに切られてしまうという側面もあります。
4 まとめ
以上のようにコールセンターは基本的には時給が良くてどこでも募集をしているのですぐに就職ができ、待遇面はバッチリです。
しかしながら、その代わり安定性がなくスキルが身につかないという側面も孕んでいるので何か目的を見つけるのがおすすめです。
何か目標もなく惰性で働き続けると年を取って何も残らなくなるのでそこは気を付けつつも働くというのがおすすめです。
また、時給は常に気にしてほかの派遣会社さんの情報も握っておくと便利になります。