実録!Amazon倉庫で働いた結果。
誰もが時給のいいバイトをして楽に稼ぎたい!
昨今では多忙と言われる運送業界Amazon倉庫はどうなのか!?
まず、Amazon倉庫で無資格未経験で働く場合。
大まかに3つの作業のどれかを担当することになると思われます。
まず1つめが
『ストー作業』
簡単に言うと商品を棚に陳列する人です。
何故そんな工程が存在するのかと言うと、Amazonには個人だけでなく色々なお店も出店していますが、その大半が在庫の管理などをAmazonに委託しています。
もちろん、Amazonに出店しても自社で在庫管理をする会社もあります。
しかし、AmazonにはFBAというサービスが存在します。
これが何かと言うと、Amazonの物流拠点に商品を預けて在庫管理や発送作業を出品者に変わってAmazonが行うというものです。
そういう経緯でAmazon倉庫に運ばれてくる様々な商品を棚に陳列していくのがいわゆるストー作業です。
2つめは
『ピック作業』
台車などで上記のストー業務で棚に陳列された商品を集める作業のことです。
Amazon倉庫は箱が大きいのでピック作業の中でも高所の商品を集める人、地上付近の商品を集める人とここでも配属が分かれたりします。
配布されるバーコードリーダーを持って一件毎にデータ照合し、台車へ指定の商品を積み込んで次の作業者に引き渡し、また商品を積みに行くという作業です。
そして3つめが
『パック作業』
物流倉庫で働くと聞いたら1番にこれを思い浮かべる方が多いかもしれません。
Amazonが在庫管理を任されている商品はAmazonの箱に入っているのですが、その梱包作業を行うのがこのパック作業です。
筆者が担当したのはこのうちのピック作業です。
商品を棚から探してカートに入れて運ぶという仕事ですね。
カートがあるおかげで肉体労働という感覚はあまりありませんでしたが、通路があまり広くない上に小回りも効きにくいので棚から棚への移動が少し不便なところがありました。
しかし、私が子供じみているだけなのか、宝探し感覚で結構楽しめていました。笑
正月の繁忙期に働いていたためか商品の入荷が非常に多く、商品どころかその商品が陳列されている棚を探すのにも一苦労することになります。
トイレ休憩や給水はいつでも可能なのでその辺りの心配は必要ないと思われます。
しかしそんなことより何より歩きます!!!
とにかく作業時間は常に歩き回ることになると思われます!!
筆者は一日働いただけで足が筋肉痛になりました笑
距離で言うと何十キロも歩くことになると思われます。
歩くのが嫌という方にはとてもおすすめできません。笑
しかし!!髪型自由!!ピアスも自由!!
この自由さは外資系ならではだな〜と色々な年齢層の同業者たちを見てしみじみ思っていました。
服装だけは支給されたものをみんな着用していましたが、もちろん動き辛いわけもなく、快適に着れるものでした。
これまた面白いのが挨拶を強制されない!!
普通の企業では挨拶などスタッフ同士の最低限の交流はありますがここでは違います。
まるで同じ場所で働いている赤の他人…そんなイメージでした。
もちろん広くない通路なのですれ違う時などに「後ろ通ります」ぐらいの会話はされますが本当にそんな程度です。
これは人間関係が苦手で黙々と作業したい方にとっては利点でもあるかもしれません。
そんな他人行儀な中で色々な商品を探すと言うのは普通にウィンドウショッピングをしているかのようでした。
場所によって違うのかもしれませんが私の働いていた倉庫では安全靴の着用が推奨されていたので、前の仕事で使っていたものをそのまま履いていきました。
シフトは一か月ごとに決まるので、休みの希望を前月の10日までに所定の用紙で提出して、25日に給与明細とともにシフトを頂くという形でした。
シフトは大体の人が希望通りになっているようでその方面の不満などはあまりなかったように思います。
ただ、働く曜日を変えるよりは時間だけ変えてもらう方が助かるとのことです。
ウォーターサーバーが設置されているので水を飲むために休憩室に帰る…などという余計な手間はかかりませんでした。
稀に重いものをピッキングすることもありましたが、基本は軽量なので、とにかく負担は脚にきます!
前述した通り歩き通しになると思われるので安全靴で歩き慣れていないと少し苦労することになるかもしれません。
女性スタッフや他のスタッフは普通のスニーカーを履いている方もお見受けしたので、その方が賢かったかなぁと今更後悔しています。笑
倉庫を出るときには金属探知機での身体検査が実施されているのでまるで空港みたいな雰囲気を味わうことができると思います。
ちなみに筆者は一度腕時計が反応して注目を集めてしまったことがありました。
統括して
※良いところ
・とにかく一人で黙々と作業できる
・様々な商品を見て楽しめる
・身なりの自由度が高い
※悪いところ
・一人で働きに行くと休憩時間が暇!
・倉庫内が寒い!(個人差はあると思います)
・意外と歩く!
と言った感じです。
たまに仲良く喋っている高校生?ぐらいの年齢の方を見かけましたが、おそらく友人同士で短期のバイトに応募したんだろうなぁ〜と微笑ましく見ていました。笑
Amazon倉庫では国籍も様々な人が働いており、休憩場所などもスマホが持ち込めないので休憩時間は寂しい思いをすることになるかもしれません。
筆者は全然平気でした。笑