私は過去に医療事務で仕事をしていたのですが、辞めてしまいました。
では、そのときの体験談、何故辞めてしまったのかについて紹介したいと思います。
●医療事務で辛かった理由
医療事務は女性ばかりの仕事なので、子供がいても働きやすいと思っている方もいると思います。
ですが、私はまったくそんなことはなく、むしろ地獄でした。
もちろん、職場によってまったく違うので一概にはいえませんが、私が勤めていた職場は少なくとも地獄のような環境だったのです。
子供の理解があるなんてことは全くありません。
小さい子供がいるとどうしても風邪を引いたりして休まなければいけないですよね。
ですが、理解がないため、休むといやみをものすごく言われます。
理解がないのは、医療事務でも年配のベテランの方です。
その人も子供がいるのですが、今は大きく子供の事情で仕事をいきなり休むということはなかったので、理解はありません。
また、その人の子供は一人っ子で、体が強かったようで子供が風邪を引くということは滅多になかったそうです。
ですが、我が家は子供が2人いてさらに、風邪を引きやすいため、一人ひくと兄弟にうつしあい、長いときは1週間近く休まなければいけないのです。
1週間休んだときは、しばらくいやみを言われたり、いじめられたり本当に最悪でした。
周囲の人は自分にとばっちりがいくのがイヤで見て見ぬフリでした。
病院の院長に相談しても「事務員のことは事務員で解決して」と言われて、知らん顔でした。
本当にすごく辛くて何度も辞めようと思ったのですが、新しく職場を変える勇気もなかったので、しばらく我慢していました。
●もうひとつ辛かったこと
また、医療事務は子供がいても働きやすいと言われていますが、実際は、残業が多く、夜も早く帰れないため、小さい子供がいながら続けられる仕事ではありません。
医療事務にはレセプト期間というものがあり、レセプト期間は夜9時過ぎることなんてザラです。
病院自体は5時半に終わるのですが、レセプト期間ではなくても帰れるのは6時半くらいでした。
そこからご飯を作ったりと本当にハードな生活を送っていたのです。
もちろん、正社員だったので普通の家庭よりかはお金をもらっていたので、本当に辛かったです。
●職場であった具体的ないじめ
子供の事情で休んでしまった後は、職場に行くとまず、ベテランの事務員に無視されます。
そして、迷惑をかけた罰だと言って私一人に仕事を押し付けてきます。
そのせいでお昼ご飯を食べる暇もなく一人で働かなければいけません。
他の人も私のことを知っているのに、そのまま何も言ってはくれません。
みんなでさっさと休憩をしに行って休憩時間は帰ってきませんでした。
私はご飯を食べる暇もなく、一人で仕事をこなしていました。
また、帰るときも仕事を一人だけ押し付けられて、残業をしていきます。
本当に地獄のような職場でした。
●思いきって転職をした結果
それから、すごく悩んだのですが、医療事務の仕事に良いイメージがつかなくなった私は、職場をガラっと変えて転職をしようと考えました。
転職したら普通の事務員をしようと思ったのです。
もともとパソコンの資格などはいくつか持っていましたし、事務作業は医療事務でも経験済みなので、これならまだ出来るかもしれないと思い、事務職に転職をしました。
採用がなかなか決まらずに辛い思いもしましたが、10社目くらいで無事に採用をさせていただきました。
そのときはすごくうれしくてやっと今の仕事を辞められるという喜びでいっぱいでした。
いざ、辞めるとなると、意地悪をしてきたベテランの女性に引き止められましたが、思いをぶちまけて、辞めました。
そのときは本当にスカっとしていました。
もともと人が少ないので、辞められると困るようで、「今まではごめんね」と言ってきましたが、私は謝られても許すことができず、無視してやめました。
●その後
その後は、採用された職場で仕事を始めたのですが、その職場の方が働きやすく、子供に対する理解もあるので、本当に転職してよかったです。
私を指導してくれる先輩が子供が3人いるので、子供を持ちながら仕事をする大変さをものすごく理解してくれたので、とても助かりました。
私が休んでも「仕方ないよね」と積極的に言ってくれたので、休むことで意地悪をされることはありませんでした。
やはり、その職場を仕切っている人でこれほど、働いている人の意識が違うのかと改めて思いました。
仕事内容も大切ですが、人間関係の方がとても大切だと改めて思いました。
仕事はある程度はやる気さえあれば、出来るようになりますし、やればやるほど成長していくので、人間関係の方が大切だとあらためて思いました。
やはり、尊敬できる人の下で仕事がしたいと改めて思いました。
このように、私の職場体験談について紹介しました。
職場で悩んでいる方がいたら是非参考にしてくださいね。