フード・飲食の体験談

個人のうどん屋バイトは絶対やめたほうがいい

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40歳女性です。

28歳の時、個人経営の近所のうどん屋さんのアルバイトに応募しました。

というのも、常に電光掲示板に【パート募集中!】と出ていたからです。

ソースカツ丼で有名な水がきれいと言われる中部圏の中堅都市にある店です。

近いから自転車で通えるし賄いももらえるし料理好きだしぴったりだなと思って店に直接行きました。

すると優しいそうな大将が「あぁ、主婦の人ね!丁寧に教えるから明日からきてよ。大丈夫大丈夫!」とにこにこしています。

私は安心しましたが、奥さんが怖そうなのが少し心配でした。

勤続年数は3ヶ月です。

パワハラが凄すぎて電話でやめることを伝えました。

その時も怒鳴られました。

ボーナスや手当はないし、時給は当時800円。

ただ、9時から14時までですが、ありえない量の片付け、掃除、作業を申しつけられるので、帰りはいつも3時半になり、保育園のお迎えに間に合うかギリギリのところでした。

しかも、できないのはお前が悪い!と怒鳴られ、残業代はもちろん出ません。

学歴は大卒です。

でも正社員の仕事は結婚を機にやめましたし、子育てしながらの仕事は限られます。

作業内容は8:50頃に店に行き、掃き掃除、米の用意、小鉢の用意、キャベツの千切り、お茶作り、出汁作り、肉の衣付け、と、とにかくたくさんあります。

良かったことはあまりありませんが、個人でやってる飲食店で家族経営のところには絶対応募してはいけない!と学ぶことができたことくらい。

楽しかったことは、同じパートさんと愚痴を言い合ったこと。

彼女は辞めたいと大将に伝えるといつも怒鳴られ、怖くて辞められず、ずるずる働いていました。

つらかったことは大将だけでなく奥さんにもいじめられること。

大学卒なんて雇うからこんなことになるんだ!とか、あほ!たわけ!とか、本当に罵声を浴びせられました。

辞めようと決意したのは、パートさんと話していて、「いつになったら怒られなくなりますかね?悲しくて泣けてきます」と相談すると、「これからもっともっと怒られるよ、褒められることなんて絶対ないよ」と言われたことです。

死んじゃうからやめようと、その日の夕方に店に連絡しました。

「契約書に辞める1ヶ月前に言わなければダメだって書いてあるだろーー!!」と怒鳴られましたが、「私、その書類に押印していません!やめれます!」と戦いました。

「だから大卒は嫌なんだよ!お前勝手に辞めるんだから時給は最低限だと思っておけよ!来週取りに来い!」と電話を切られました。

他のバイトさんは、怖くて給料を取りに行くのを諦める人もいましたが、お金は絶対欲しかったので、一番忙しい12時に取りにいきました。

その時も「もっと暇な時間にこいよ!」と怒鳴られましたが、お金をさっと取ってすぐに帰りました。

それ以来一切縁はありません。

ブラックな所はパートやバイトにパワハラなこと、ホワイトな所は家族だけには優しいところです。

結局私たちには恩恵ゼロですね。

向いている人はいませんよ、今の時代あんなところは潰れてもいいと思うんですが。

アドバイスとしては、常にパートを募集している店には応募しないほうがいいということです。

次の仕事は官公庁の事務でしたが、まじで天国です。

得られたスキルは米の研ぎ方くらいですね。

大事な仕事はさせてもらえませんし。

あと、仕事をめっちゃ頑張ってしないと怒鳴られるので、今の事務仕事でも細かいところまで細心の注意を払えるようになりました。

必要なスキルは我慢できる力、聞き流せる力ですが、いずれ心が病気になるのでやめましょう。

人間関係は超パワハラ縦社会。

メリットは近さ、デメリットは他全部。

環境は最悪。

待遇は賄いさえ作ってもらえなくて最初の約束も違うし最低な店!

それでも名店といってテレビで紹介されたりしているのを見るといつもチャンネルを変える。

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