私が過去にブラックだった職場について紹介したいと思います。
●何故ブラックなのか
会社の事務職をやっていたのですが、その会社はセクハラやパワハラは当たり前の会社でした。
また、残業をさせられても残業代は上手にカットされてしまい、給料をごまかされていたのです。
私がキツかったのは、上司からのパワハラやセクハラでした。
若い女の子は会社の男性のターゲットにされてしまい、みんな本当に辛そうでした。
もちろん、男性の社員がみんなそうではないのですが、権力を持っている上司にそういう人が多かったです。
たとえば、仕事中で少しでもミスすると、「昨日男といちゃついていたんじゃないか」とか「欲求不満か」とかかなり失礼なことをいいます。
ですが、それを誰も止めることが出来ないのもおかしいと思いました。
また、事務職は立場が弱いと思われているのか、イライラをぶつけられたりと本当に最悪な会社でした。
●辞めようか葛藤した過去
何度もやめようと思ったのですが、実はその会社は10社くらい落ちてようやく入った会社なので、また、転職活動をはじめなければいけないという手間から躊躇していました。
また、入って1年くらいだったので、「すぐ辞める」と思われるのもイヤだったのです。
別に私だけがいじめられているわけじゃないんだから、我慢しようという考えがあり、辞める決断をすることはできませんでした。
また、同僚や先輩の事務員に相談しても「どこの会社も似たようなことはあるよ」とか「残業をごまかすのもよくある話だから」という感じで共感はしてもらえませんでした。
また、セクハラは若い女の子が中心だったので、相談した先輩はセクハラの対象ではなかったのも原因のひとつだったのかもしれません。
会社の雰囲気もそんな感じだったので、「我慢しないといけない」と思いこまされてきました。
●辞めようと決心したわけ
結局辞めようと思ってから1年が経過していました。
それまでひたすら耐えていたのですが、あるとき、心が折れてしまう出来事がありました。
出来事とは私がしたミスではないのですが、私のせいにされてしまい、みんなに責められてしまったのです。
「私ではない」と言っていたのですが、誰も聞く耳をもたず、勝手に決め付けられました。
それがきっかけで「もうやめよう」と本格的に考えるようになったのです。
ですが、やはり、すぐに決断することが出来なかったのですが、あるとき、私の学生時代の友達に相談をしたら「そんな会社変だよ。私の会社はそんなこと絶対にありえない。今すぐやめなよ」と言ってくれました。
「会社なんていくらでもあるんだから、大丈夫」と転職の後押しをしてくれたのです。
私はこの学生時代の友達の言葉で辞めることを決意したのです。
●辞表を出した後
そして、辞表を出してその後一ヵ月後に退社をしました。
新しい仕事が決まっていたわけではなかったので、仕事と同時期に転職活動をしました。
転職活動は苦戦すると思ったのですが、あっさりと2社目で決まりました。
こんなに早く決まったわけではないので、本当に拍子抜けしてしまいました。
そして、実際に仕事をし始めたら、とても良い人たちばかりでした。
前職の仕事は真面目にやっていたので、事務職のノウハウはある程度分かっていたので、すぐに仕事を覚えられ、徐々に出来るようになりました。
また、人も良く、悪い人が一人もいないので、仕事自体もスムーズです。
昔はあんなに仕事に行くのがイヤだったのに、今はイヤだとはまったく思わず、働くのも楽しくなってきました。
やはり、自分の人生の中でも働いている時間はすごく長いのだから、出来るだけ良い環境のところで仕事がしたいですよね。
給料も前のところよりも少しあがったので、転職して悪かったことはひとつもありません。
良い人間関係に恵まれてとても幸せだと思っています。
また、給料自体も年々少しずつですが、上がっていくので、良いことばかりです。
この仕事をずっと続けられたらいいなと思う仕事だったので、長く続けることが出来ました。
●仕事をして思ったこと
仕事をするとどうしても給料にばかり目がいきます。
もちろん、お金はすごく大切です。
ですが、やはり、お金だけでなく、どんな人に囲まれて仕事をするのかはもっと大切なのです。
どんな人と出会うのかは、自分の人生に影響がありますし、人格にも影響があります。
性格のよくない人と仕事をしていると自分も少し染まってしまう部分ががあるので、どんな人と仕事が出来るかは大切にした方が良いですね。
今回の転職で、給料の多さよりも良い人が多いところで仕事をしようと思いました。
●まとめ
このように、私が体験した仕事の話について紹介しました。
誰でも転職のひとつくらいありますよね。
仕事を変えるというとネガティブなイメージがありますが、やはり、会社がブラックだったり、良い環境でないなら、思い切って転職をしてみることをおすすめします。