販売の体験談

アパレルブラック体験談!ストレスの溜まる最悪な環境

投稿日:2019年5月3日 更新日:

これは私が最近アパレルの販売員で経験したことです。

都内でも数カ所にお店を構える比較的有名なジュエリーショップで取り扱う商品は安いもので数千円、高い物で本物のゴールドを使っているので数十万円と高額なものも置いている本格的なお店です。

私はここのジュエリーが好きだったので働く事にしました。

 

1.始めたばかりの頃

私の希望勤務地は都内でした。

というのも、私がよく行っていたお店が都内にあり、店員さんが非常に愛想が良く好印象だったからです。

特にそのジュエリーショップは店員さんも広告塔となるくらいオシャレなのです。

面接でその旨を伝えると初めの3ヶ月間は研修期間として都内から少し離れた店舗での勤務となりその後に希望の勤務地に行ってもらうという内容でした。

 

販売員としての経験がない自分はどんな感じで研修なのか期待と不安がありながらも向かうと、そこは全くと言っていいほど人通りのないエリアでした。

詳しく聞くとこの店舗では基本的に修理やオンライン注文での商品の発送を中心に行っているみたいなのです。

なぜ初めがここかというと、色々と覚えることが多いこのジュエリーブランドでは、初めに比較的お客様が来店しない店舗での研修だったのです。

実際に1日のお客様の数は5名程度で後はジュエリーの勉強ばかりでした。

私と同じタミングで入ってきた同期は全部で4人でみんな自分より年下でした。

その若すぎる艦橋ながら同期のみんなはとても優しい子ばかりでお互い鼓舞しあいながら毎日頑張っていました。

 

働き始めてすぐに気になったのは、男性が多い環境だったのですが、名前を呼ぶ時がすべて呼び捨てで先輩たちは、いつも怒ったような口調で先輩達がトレーニングしているのです。

いつも新人の私たちは怒られているような感覚を持ち良い印象を持てませんでした。

 

2.働き始めて1ヶ月後

3週間ほどの勉強を終え、少しずつお客様への接客をするようになったのですが、そこでなぜか対応し終わった後に先輩から『お前、対応している時の声が小さい。もっとデカイ声で話せ。俺たちに聞こえるように』と言われました。

私自身はお客様に聞こえるレベルで話をしているしそんな大きな声で接客したら逆効果だと思いながらその後も接客をしていました。

ここでも不思議だったのが、ジュエリーの知識に関しては時間を多く使っていたのに、接客に関しての知識は全く教えてくれなかったのです。

そんな状態でただただ声が小さいとだけ言われても接客の仕方がそもそも分からないのだから怒っても意味がないと私は思いました。

実際に4人いた新人の中で接客をしたのはほぼ私だけでした。

 

3.ある日、同期の仲間が。

そんな怒られながら毎日を送っていたある日、1人の同期がもうこのバイトを辞めると言い出しました。

理由は教え方が下手な人が多すぎて、なおかつ何故怒られながらやらなければいけないのかが分からない。

確かに理不尽すぎるその環境とアパレル特有の体育会系。

そして時給も900円以下と全くやりがいのない仕事であるのには変わりませんでした。

その後ももう一人の唯一の女の子がやめてしまい、残ったのは私を含め1人だけ。

私は少しずつ他の店舗のヘルプへ行くようになったのですが、そこで自店のことを話すと『こっちではそんな勉強とかしなかったよ。めっちゃ厳しくない?』と驚かれました。

確かに別の店舗の人はとても優しく対応が全く違ったのです。

自店へ戻ると今度は電話対応を練習したのですが、これもとりあえず電話に出て内容聞いて俺たちに教えてとだけ言われて任されたり、近くにある事務所からの電話で挨拶したことがない人には挨拶してと言われました。

もちろん、挨拶は重要なのですがこちらが挨拶をすると『そうなんですね。で、〇〇さんはいますか?』とそんな事どうでもいいからという対応で流されたりするのです。

 

4.周りの知り合いに聞いてみると

私はこのまま続けて良いものか疑問に思い、とある別のジュエリーショップへ行き、いつも良くしてくれるオーナーの方に自分のお店のことを話しました。

するとやはりその店舗はかなりブラックだったらしく、自分のような新人はまだしも、1年以上になってくると急に作業する量が増えるらしく給料が上がることはそうそうないようなのです。

そのオーナーさんの知り合いも、5年間働いてやっと準社員として正規雇用してもらったものの、時給換算では100円程度しか上がっておらず残業もほぼ毎日あり、売り上げ成績がかなり良かったその人は結局やめてしまったそうなのです。

その事を聞いた後も、私は数週間頑張ったのですが、やはり毎日理不尽に怒る感じのトレーニングとスタッフが少なすぎてお昼休憩がまともに取らせてくれないその環境に嫌気がさし辞めることにしました。

 

まとめ

やはりお客としてお店に行くのと、実際に自分が働くのでは大きく違うのだということが分かりました。

以前にも販売員ではないのですがアパレル系で働いていた時は、いつも怒られ低賃金で華やかな世界に見えて全く真逆でした。

もしアパレルの仕事を考えている方はよくそのお店の事を知った上で働くことをお勧めします。

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