・この仕事に就いた経緯について
私は大学を卒業後住んでいる市の就職支援事業に参加し、その後第二新卒で就いた職場を契約満了で退職し、2~3か月ほどその職場でお局様から受けた精神的ダメージを癒してから転職活動。
その中で派遣会社に登録し、割とすぐにこの職場に派遣されることが決まりました。
・仕事内容と上司・同僚などの職場環境
派遣社員の契約書のデータ入力業務で新規・条件変更・延長といった情報を派遣先企業ごとに決められたルールに従い契約書の情報を作成していく。
派遣先の部署は新規立ち上げでオープニングスタッフの募集であったため上司も同僚も全員0からのスタート。
上司2人と同期が十数人からなる小規模なスタート。
上司は30代後半~40代くらい、同僚は20代~40代と幅広く私が最年少の24歳だった。
基本的に同期同士は仲が良かった。
最初の段階で私と同じ派遣元の同期が仕事が合わなかったようで辞めていった。
私は単純作業は嫌いではなかったので結果契約満了まで務めることになったがそれでも仕事を覚えるのには他の人よりは時間がかかった。
・環境変化とブラック化
しばらくして上司の片方が辞めると徐々に環境が変化していった。
一日にこなす仕事量が増え、明らかに自部署でこなせる量を超えている量の仕事量になっていった。
仕事を一日でこなせず仕事の滞留が当たり前になり、残業が常態化し、最初の和気あいあいとした雰囲気は消え去りギスギスとしていった。
私は前の職場が仕事無さ過ぎて一部の優秀な人以外暇になりいわゆる窓際社員、社内ニートになっていた経験から最初は「忙しいくらいがちょうどいい」と考えていました。
しかし病弱な体がそれについていけるわけもなく、風邪をひいて喘息が悪化したり、インフルエンザに罹ったりして免疫力の低下の兆候が見られ、最終的には学生時代から悩まされていた睡眠障害の悪化により夜眠れない、仕事中に強烈な眠気に襲われる、そしてまた夜眠れない、仕事中に寝てしまうという負のスパイラルに陥って行きました。
・契約終了
そんな状態が続けば当然上司に話を聞かれるわけで、私は病気でどうしてもそうなってしまうこと、もちろん病院に通院して薬を処方してもらって自分でも対策をして改善をする努力をしていることを伝えました。
その後私は比較的簡単で案件量の多い契約延長の案件に特化して仕事を進めてオーバーワーク状態を少しでも改善しようとしました。
しかしあまりにも仕事量が多すぎてもうどうすることも出来ず、ストレスから症状は悪化するばかりで、とうとう私の他に2人退職者が出た月に私も契約を切られました。
・その後の伝聞
ここからは私と仲が良かった同期からの伝聞になりますが、上司は管理者なのに何もしないのは何故かと大揉めになり、ギスギスとした雰囲気が悪化の一途を辿って行き、そんな状態で私の同期たちが次々に辞めていき、残っている人のメンタルもギリギリの状態で、新たに入ってくる人も何か変な人ばかりでもうめちゃくちゃになって行きました。
そんな状態に陥ってもなお上司は保身の事しか考えておらず、もう一人の上司や辞めていった人たちを悪く言っていたとのことです。
もう上司の化けの皮が剝がれて完全なブラック上司であることは疑いようのない状態と化していったそうです。
相談窓口に相談しても何も変わらなかったらしいです。
最終的にその仲のいい同期も愛想を尽かしてその職場を辞めたのですが、その時に上司にいろいろと言われて「上司はとことん口だけで自分の言葉に何ひとつ責任を持っていない」ことを改めて実感したそうです。
私は彼女からの伝聞で、私が契約を切られたのはある意味良かったのだとすら感じていました。
上司が無能でオーバーワークが過ぎる環境ではとてもじゃないがやっていけないと思ったので。