・プロフィール
職種 技術系会社員
雇用形態 正社員
勤続年数 10年
入社時の年収(ボーナス含む) 300万
退職時の年収(ボーナス含む) 400万
絶対に働いてはいけないブラック企業の特徴について伝授したいと思います。
これは実際に技術系会社員として働いていた私が体験した内容です。
それは上京した有名大学で電気電子工学を学んだ後、22歳の新卒で入社した電気機器部品会社での実体験になります。
そもそも私の最初の失敗は、実家が当時まだ農家で、私は長男だったので、地元に帰って就職しました。
やはり地方で就職は勧めません。
理由は地方の会社は基本的に給与が安く、さらに大企業の子会社であることが多くあり、私の新卒就職した会社もそうでした。
その会社は、社長から部長級まで親会社の天下りで占めていました。
なので生え抜きは安月給でこき使われて、どんなに頑張っても万年課長止まりで、それも安月給でした。
得てして、地元にこだわるとこう言う結果になり得ますので要注意です。
つまり会社員になるなら、絶対に大企業に入るべきなのです。
でないとずっと安月給で地獄を見ることになります。
次にブラック企業の特徴は、長時間のサービス残業が慢性化していることです。
ブラック企業は残業代を払いません。
そもそも残業を認めていません。
しかし仕事は山の様にあり、それを自己責任として背負わせる社風が根付いているので、仕事が終わるまで帰ることができません。
その仕事は当然、どんなに残業しても残業代は支払われません。
毎月、今月残業なしで同意しますと言う定型書類に認印をさせられます。
これがブラック企業の常套手段になります。
兎に角、サービス残業は明確な違反行為なので、やってもいけないし、やらせてもいけません。
サービス残業は違法であることをしっかり認識してから、社会人になるべきです。
次のブラック企業の特徴は、ブラック企業には必ずパワハラ上司が居ます。
パワハラ上司は、自分が上に居る立場から、理不尽な仕事を押し付けて来ます。
何も知らない新卒の人や私の様な気の弱い人は、これに威圧されて、仕事漬けにさせられます。
当然、仕事は終わるまで帰れず、徹夜も当たり前になります。
そしてこれらには一切残業代は支払われません。
完全に違法行為です。
しかし、新卒や気の弱い人は、よく分からず我慢して耐え抜いてしまいます。
私自身も新卒入社後、10年間も我慢してしまいました。
いつか日の目を見ると信じて働きましたが、そんな日は来ませんでした。
報われない努力ほど虚しいものはありません。
私は20代から30代始めを、こんな虚しい会社員生活の中で、ひたすら耐えて、サービス残業をしてしまいました。
結果として、私も損したし、完全に不健全な働き方で会社にとっても決して良いものではありませんでした。
何度でも言いますが、サービス残業は絶対にやってはいけません。
パワハラ上司に負けないで下さい。
ならぬものはならぬのです。
ブラック企業に入らないためには、やはり会社の経営状態を確認する必要があります。
確認ポイントは、営業利益つまり本業が黒字であること、1人当たりの売上が5千万円以上であること、資本金は最低でも10億以上あること、そして伸びる業界であることが大事ない確認事項になります。
あと部品メーカーはオススメしません。
何故なら部品は基本的に納品先からコストを叩かれる立場にあり、儲からない体質になっていることが殆どなので、部品メーカーはやめて下さい。
最後にブラック企業に入らないための注意点としては、リストラつまり人員削減が常態化している会社でないことです。
このリストラしたことがある会社やリストラばかりしている会社と言うのは、根本的に経営陣が無能なので、経費や人員削減しかしないので、会社が伸びることはなく、慢性的なジリ貧経営に陥り、一度このサイクルに入るともう二度と立ち直ることはありません。
なのでリストラしてる会社には絶対入らない様にしてください。
以上、私の実経験からブラック企業の特徴を列挙してみました。
最後迄読んで下さった皆様のご参考になると幸いです。