・食品工場で働くメリット
メリットは、まずは未経験でもOKということでした。
面接に行ったときには、未経験だと断られるのではという不安がありました。
でも、いざ面接を受けてみたら、以外なほどあっさりと採用されて戸惑いました。
ですが、理由を聞いてみたら、特別なスキルが必要ないからということだそうです。
なかなか求人がない時期のことだったので助かりました。
覚えることも少ないので、すぐに仕事に慣れることもできましたし、単調な作業なのでストレスも感じずにすみます。
そして、食品工場で働くメリットは、女性が多くて、そんなに緊張せずに仕事ができたことです。
やっぱり、男性が多い職場だと会話をするのも気になるので、女性が多いなかでは安心感があります。
それに、女性ならではの悩みも打ち明けやすかったので、精神的にも楽です。
私は、生理痛が重くて、ときには立っていることさえできなくなったりもしたんです。
そんなときには、休憩をとらしてくれたり、痛み止をくれたりして、とても助かりました。
そして、一番嬉しかったのが、休憩時間です。
休憩時間には、それぞれお菓子とか持ち寄って食べたり、日頃の不満を話したりして、すっごく有意義に過ごせました。
ときには、人生の先輩とも言える方々に悩みを聞いてもらったり、アドバイスをもらったりして、楽しく過ごせました。
仕事以外の時間も、スッゴク楽しく過ごせたのは、私的には大きなメリットでした。
と、いうのも以前は事務系の仕事をしていて、そのときには決して楽しいとは言えませんでした。
仕事にはやりがいはあったものの、結局、そんな人間関係が嫌で、辞めることになってしまったのです。
事務系の仕事で競争意識も強かったため、人間関係がかなりギスギスしていたりしていて、正直、仕事をしている時間の方が楽しいと感じているほどでした。
今度は、できるだけシンプルな仕事場がいいと思って、食品工場を選んだのです。
食品工場で働いて、こんなにも穏やかな職場はないと思いました。
そして、嬉しいメリットは自社製品を安く購入することができることです。
いつもいつもというわけではないのですが、定期的に安く買えるんです。
パンを作る工場だったので、かなり色々買えて、得だなぁと思いました。
他にも、新商品が発売されるときは、いち早く購入できたりして、なんだか特別感を感じました。
・食品工場で働くデメリット
メリットがたくさんある食品工場ですが、肉体的にはかなりきつかったです。
小麦粉などを運んだり、中腰になることもあるので、腰痛はかなりのものでした。
忙しいときには、なかなか休憩をしても腰痛が良くならないため、帰りにマッサージ師のところに寄ったりして、腰痛とはかなり長い時期を共に過ごしました。
それに、腰痛がひどくても私だけが辛いわけではなく、他の社員の人もいるので、安易に辛いとも言えないんです。
正直、食品工場ならそんなに体は辛くないだろうと考えていたのですが、自分の考えが甘かったということを知らされました。
コツとしては、日頃から準備体操をしたり、体力を強化したりして、できるだけ腰痛予防をすることでした。
そして、あまりにも限界を感じたら、すぐに休憩をとることでした。
無理をしたまま続けては、益々体力を使ってしまいます。
食品工場で仕事をしていて、初めてジムに通いだしました。
体力をつけたおかげが、それからは腰痛の心配はなく、なんとか仕事ができました。
そして、最初の日に普通にメイクをしていったら、かなり怒られたことを思い出します。
自分では、そんなに派手なメイクではないので、大丈夫かと思っていたのですが、やはりアイライナーやマスカラなど目元のメイクをしていくと、厳しくチェックされました。
特に、付け睫はダメだと何度も念を押されてしまいました。
やはり、途中で落ちてしまうことで、異物混入に発展してしまうことがあるらしいんです。
後は、香水などをつけるのもダメだし、マニキュアもダメ。
確かに、香水やマニキュアの香りが食品についてしまうと、とたんに商品としては売れません。
そのため、私は常に爪を短く切っておくことを意識しました。
そして、ピアスや指輪も作業中はしてはいけないということでした。
食品工場で働くということは、まずおしゃれはできないのだということも知りました。
・食品工場で働く注意点
食品工場で働くときには、作業着を貸与してもらえるので、困ることはないのですが、自分で洗濯をしなくてはいけなかったので、うっかり縮めてしまうこともあるのです。
それに、汚れによっては落ちにくいものもあって、そのまま出社してしまい、かなり怒られたこともありました。
そして、食品工場で働くコツほ、作業中はトイレに行くことができないため、事前に済ませておくことが大切です。
最初は、このコツに気がつかないで、かなり大変でした。
とにかく、食品工場で働くときには、衛生面についての知識を得ておくことがコツと言えます。