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退職後のお金がない寂しい暮らしの体験が生んだ3つのこと

投稿日:2019年4月9日 更新日:

退職後は、当たり前なのですが定期的な収入がなくなります。

現実的に通帳に0が続くと、自由に使えるお金がない、寂しい暮らしだと、不安が徐々に押し寄せるのです。

そのため、退職後のビジョンのあるなしで暮らしは寂しいにも、嬉しいにも変わりますし、お金がない、あるの生活にも関わってくるのです。

ここでは、退職後のビジョンを決めていなかったことによるお金がない寂しい暮らしになった体験談を紹介します。

 

◼退職後の転職活動はお金がないの引き金

私はビジョンなく、仕事を辞めたために転職活動は退職後からのスタートでした。

若いし、失業保険はもらえるし、時間はある、だから行動すればなんとかなるだろう、そう簡単に考えていました。

ところが、いざ転職活動に励んでみると、なかなか仕事は見つかりません。

なにしろ私はそれまで専門職でしたので転職となると、どの分野も新しいということになります。

これが25歳未満ならまだ転職活動もスムーズだったと思います。

しかし、その時の私はすでに年齢25歳を越え、28歳になっていました。

どうやら、他業種への移行は28歳ではデッドライン。

新しい業種に飛び込めば心機一転を図れると思った私の浅いビジョンは、まんまと厳しい現実に砕かれたのです。

「今の職種で考えれば、仕事は見つかるでしょう」

この言葉を退職後、何百回と聞きましたが、その回数分、ハローワークに通い、その回数分、車のガソリンも減りました。

失業保険は、アルバイトでも一定数の額が支払われればストップするというシステム。

退職後の0からの転職活動は、その後半年以上に渡り、私の通帳に0が続く、お金がない寂しい暮らしを生む引き金となったのです。

 

□退職後の転職ポイントでお金がないを防ぐ。

・転職活動は、退職する前から始める

・新しい業種にチャレンジするなら25歳未満であるのが条件。

・失業保険が支給されている場合は、一時的なアルバイトでも貰う額が制限を越えると支払いがストップするので注意が必要。

 

◼退職後のお金がないが生む寂しい心

ビジョンなしで仕事を辞め、0からの転職活動は財布の中を「寂しい」と感じさせるばかりではありませんでした。

それは、寂しい心の始まりでした。

実は退職後、28歳の年齢ゆえか、私の身の周りは結婚ラッシュを迎えていました。

友人のLINEのアイコンのいくつもがウェディングドレスに変わり、タイムラインには「今日、入籍しました」や「今日、彼と式場をチェック」しましたの報告が続くようになりました。

そうなると、頭の中では電卓をバチバチと叩く日々の始まりです。

・立て続けに結婚式、つまりは立て続けに3万円が消える

・パーティードレス、ヘアセット、ネイルそれぞれの費用

・式場までの交通費

と、頭の中は消えていくお金の総額だけが不気味に点滅し始めるのです。

そして、最悪にも、「なんで、このタイミングで結婚するかな」と悪くない友人を攻める心を生んだのです。

攻める心は日に日に悪化し、LINEやInstagramを見れば見るほど、眩い友人と暗い自分を比較するようにもなりました。

比較してもお金は生まれない、生まれるのは妬みとダメな自分への苛立ちばかりでした。

こうして、ビジョンがないままに退職をした結果、私は寂しいお財布の中身と共に、寂しい自分の心を生み出すきっかけを与えてしまったのです。

 

□退職後に寂しい心が生まれるのを防ぐポイント

・頭の中で消えていくお金を想像しない

・他人と比べてもお金は生まれないと自覚する

・他人と比べても生まれるのは、自分を悲観する心だけであるとも自覚する

・心が制御できないうちは、LINEもInstagramもブロックで対処する

 

◼退職後の寂しいは行動で次第に薄れる!?

私は1つ目の項目で、行動すればなんとかなる、けれど、新しい業種は無理でしたと紹介しました。

ここで注目していただきたいのが、新しい業種ではという点です。

私はストレスのあまりに前職を辞めましたが、そのストレスは人間関係にあり、思えば仕事は嫌いではないことに気づいたのです。

ストレスのあまり、半年以上も悩んでいた日々が一瞬で晴れたように感じました。

そして、その時になって初めて、ストレスというのは目の前を覆い隠し、自分の内にある「好き」や「遣り甲斐」をも見えなくする原因になると気づくことになったのです。

気持ちが一瞬で晴れたとはいえ、お財布の寂しいは未だに続いています。

なぜなら、一度リタイアしたものに同じ職種だからといって、雇用主は「ウェルカーム」と両手を広げるほどに親切ではないからです。

しかし、私は同じ職種に関連する新しい資格取得の行動をビジョン化し、実行に写すことで心の面では寂しいから抜け出すことに成功したのです。

資格試験も面接も今年の7月、2ヶ月後にはどちらも結果が出ることでしょう。

すでにアルバイトを決めてしまったので、失業保険は支給されません。

当分、お財布の寂しい日々は続くでしょう。

それでも、以前の私と違うのは「心が寂しい」から「嬉しくなる心」を生む行動を起こせる自分になったからです。

究極の寂しいを味わえば、究極に嬉しくなる行動を起こせる自分になります。

退職後のお金がない寂しい暮らしは、自分の好きや遣り甲斐が自分に頑張るエネルギーになることを与えるきっかけだと感じます。

 

□退職後の寂しいが嬉しい心を生むためのポイント

・自分は何を持って辞めたのかを考える。

・仕事が好きだったなら、同じ業種なら転職は見込める。

・同じ業種でもリタイア組は関連となる資格や学びで自分の売りを増やすこと。

・最後に、自分にとっての好きや遣り甲斐となるビジョンはプランニングを加速するきっかけとなる。

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